胎児に慈悲はない あるいはオカダ・カズチカ選手に憧れて
2018年5月に出産予定です。
デリケートな事柄、そして自分も今日に至るまで思う事が多々あったので、
所謂「マタニティハイ」にならないよう心掛けているのですが、1つだけ話させて下さい。
胎動がヤバイ。
思えば妊娠初期に、リラキシンというホルモンの影響で右側股関節のみ重点的に激痛が走り、休み休みでないと歩けない日が続いた際、痛みを紛らわす為に思いついた戯言
「これは…関節技が得意なオカダ・カズチカ選手の影響を既に受けているのでは?!」
オカダ・カズチカ(1987年11月8日 - )は、日本のプロレスラー。本名:岡田 和睦(おかだ かずちか)。血液型A型。
DID (DEEP IN DEBT)
「借金で首が回らない」の意。相手の両腕を膝で絡めて封じこみ、自らはマットに背中をつき、四つん這いになるように引き起こされた相手の首を締め上げるサブミッション。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オカダ・カズチカ
「オカダ選手に憧れてるなら仕方ないな〜HAHAHA」
と、笑いに変換する事で痛みを受け入れようと処世していたのが胎児に伝わったのか、日々胎内にてトレーニングとしか思えない動きを繰り広げています。
"むすんでひらいて"の手遊びのような動きは、やはりオカダ選手の得意技であるところのレインメーカーの練習をしているのかな?
最初に腕掴むところね。
将来お友達に技を掛け
先方の腕を外してしまったとして
私が呼び出しをくらう事がもし発生したとして
「うちの子、自分側に一旦腕引っ張ってました?!」
とかどうしようもない確認をしてしまいそうなのを自制せねば。
インターネットの発展とともに思春期〜成人を経た世代なので、出産・育児に関する不安ごとも、毎日Google。
故に胎動=「蹴られるよ」とは周知していたものの
「(内臓を内側から)蹴られるよ」という情報までは辿り着けなかった。
毎晩午前3時にピークを迎える痛みに対して
「う、丑三つ時じゃあ〜〜〜〜!!」
と、戯言の天丼を重ねる事しか出来ません。
幸い、胎動が元気なぶんには問題無いそうなのですが、対策もないようなのです。
コマンド「たえる」のみ。
いつぞやの検診にて、タイミングよくトレーニング中の様子をエコーで見れたのですが
「そんな全力でやる必要ある?!」
と叫びたくなる程、膝の関節をフルに使い、両足を曲げ伸ばししてる様子を見てしまったあたりから諦観の向こう側へ。
思えば胎動を感じるのが遅いように思い、自分の心臓音を胎動と勘違いした年始。
胃の中を深海魚が回遊しているような感覚…胃痛か?と思ったら胎動だった、と一喜一憂していた妊娠6ヶ月頃が懐かしいです。
深海魚じゃなかった。
漁師さんの腕の中で元気に跳ねてる、獲れたての大きなマグロです。
おめでとうございます。
今いる海はそのうち手狭になるでしょうから、広い世界にピチピチと出て来てくれる事を願うばかりです。
(私のお腹の皮膚からもお頼み申す)
(お頼み申す)
(冥殿〜〜)
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